【山梨県昭和町】デザイン街とつながり、暮らしを守る ― 和モダンのセミアウトドアエントランス

イオンモール近くの賑わいに映えるナチュラルな意匠


Planner’s Eye

通りに面した住まいに求められるのは、開放感と安心感の両立。
木の温もりと植栽の柔らかさで外との距離を心地よく調整し、
“通り過ぎる場所”ではなく“滞在できる場所”としてのエントランスをデザインしました。


道路に面した建物の顔となるエントランス空間。
視線を遮りすぎると閉鎖的に、開きすぎると落ち着かない —
そのバランスを丁寧に整えることから計画をスタートしました。

縦格子と立体的な木柱は、視線をやわらかくコントロールしながら風と光を通し、
外と内の境界を曖昧にします。
完全に隠すのではなく「気配を感じる距離感」をつくることで、安心感と開放感を同時に生み出しています。

リズムを生む「角柱の列柱」で視線をコントロール

デッキは屋内の延長として使える高さと素材感に設定。
靴のままでも、腰掛けても使える半屋外の居場所になりました。
来客時の待合、家族のくつろぎ、ちょっとした外時間など、
生活のシーンが自然に広がります。

足元は石と砂利のコントラストで落ち着いた表情に。
植栽は四季の変化と陰影をつくる樹種を選び、
建物の直線的なデザインに柔らかさを添えました。

通りに対して閉じない。
けれど、生活は守られる。

“見せる外構”ではなく
暮らしの質を上げる外構として計画したエントランスです。