Planner’s Eye
余計な装飾を削ぎ落とした、ミニマルなグレーの門柱。そのシンプルさが、計算し尽くされた植栽の瑞々しさをより一層鮮やかに際立たせています。
門周りの主役は、まるで絵画のように配置された植物たちです。大ぶりの葉が美しいホスタや、軽やかに風に揺れるユーカリ、そして季節を告げるアジサイ。その後ろに控えるダークブラウンの縦格子スクリーンが背景となり、重なり合う緑のグラデーションに深い奥行きを与えています。


足元に目を向ければ、自然石を詰め込んだガビオン(蛇籠)が、都会的なデザインの中に有機的な温もりをプラス。コンクリートの直線的な美しさと、石や植物が持つ不揃いな自然の造形美が、この場所で心地よく共鳴しています。
住まいの顔として、静かに、けれど力強く佇む門柱。そして、日々成長し表情を変えていく緑のカーテン。訪れるたびに、深呼吸したくなるような清々しさと、心安らぐ上質なエントランスが完成しました。



